〜撮って、遊んで、オリジナル写真を作成できる〜

カメラ付き携帯電話用プリント端末機

「キャット・パラダイス」の販売開始


日商岩井株式会社は、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を自由に加工してシールにプリントするデジタルプリント端末機「キャット・パラダイス」の販売を開始します。「キャット・パラダイス」は、撮影した画像を単純に印刷するだけのプリンターとは異なり、ゲーム感覚で遊びながら文字を書き込んだり、背景にスタンプを押したりできるのが大きな特徴です。また、画像をより美しくプリントするための自動補正機能を搭載しています。「キャット・パラダイス」の様々な画像加工機能を使えば、誰でも簡単にオリジナル写真を作成することができます。

操作方法は簡単で、カメラ付き携帯電話やデジタルカメラのメモリーカードを「キャット・パラダイス」に挿入するか、赤外線通信で携帯電話のデータを送信して画像を読み込みます。後は、液晶パネル上で画面の指示を選択しながら、お絵かきするように画像に手を加えていくだけです。プリントアウトは、2分割・4分割・12分割やこれらを組み合わせた複合分割も可能で、出来上がったシールを手帳に貼ったり、友達と交換したりアイデア次第でいろいろと楽しむことができます。

「キャット・パラダイス」の開発にあたって、IT関連ビジネスのマーケティングノウハウを持つ日商岩井と、デジタルプリンターを利用したソリューションで実績のある神鋼商事が共同で商品の企画を行いました。日商岩井の販売統括特約店であるアウトソーシング株式会社(本社:東京都豊島区池袋1-8-7、TEL:03-5396-1531、代表者:木立 栄二)にて全国の販売代理店を募集し、全国の携帯電話販売店や、カラオケボックス、ゲームセンターに設置していく予定です。日商岩井株式会社の当初目標として、3年間で5,000ヵ所、約50億円の売上を見込んでいます。

2002年末で携帯電話の加入者総数は7,200万人を超え、カメラ付き携帯電話の累計出荷台数は1,000万台を突破しました。実際にカメラ付き携帯電話を使用している女子高校生を対象に、マーケットリサーチを行ったところ、カメラ付き携帯電話の画像をプリントしたいというニーズが非常に高いことが分かりました。今後もさらなる普及が予想される中で、携帯電話の新しい楽しみ方のひとつとして、プリント端末機の需要が拡大していくことを期待しています。

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2003/01/18 読売新聞朝刊
2003/01/27 毎日新聞朝刊
2003/01/30 日経産業新聞朝刊